住宅ローン金利が上がる中、何を考え始めればよいか?

最近、住宅ローン金利の上昇が話題になっています。

「これから借りるのは不利?」

「変動金利は危険?」

「固定にすべき?」

などなど、不安はごもっとです。ですが、最初にお伝えしたいのは、

住宅ローンは「試せない決断」だということ。未来の金利は分かりませんから、ある時点で契約したら、その金利条件で進むしかかないのです。

だからこそ、感情ではなく、「仕組み」から理解する必要があります。

目次

変動金利と固定金利について

ここで、フラット35で有名な、住宅金融支援機構の金利を見てみましょう。

2024年9月2025年9月
変動金利0.345%0.640%
固定金利0.820%0.890%

(住宅金融支援機構のウェブサイト記事より引用

いずれも上昇しています。

変動金利 vs 固定金利の本質的な違い

変動金利とは、世の中の経済環境に応じて金利が変わるタイプの住宅ローン金利です。これに対して、固定金利とは、契約した段階から金利が変わらないタイプの住宅ローン金利です。

どちらも上昇していますが、変動金利の上昇が大きいのが分かるでしょう。上の住宅金融支援機構の例では、1年間で0,345%から0.640%ですから、約0.3%の上昇。1年間で、なんと2倍近く上昇しています。

変動金利で住宅ローンを組んでおられる方は、これからどうすればよいのか不安ではないでしょうか?

まず理解すべきは「金利の仕組み」

金利が上がるとは、

・物価が上がっている

・日銀(日本銀行)の政策が変わっている

・お金の流れが変わっている

という構造変化です。

ここを理解せずに、「固定か変動か」で悩むと不安は消えません。

金利1%の違いはどれくらい影響する

たとえば、あなたが40歳で、30歳のときに35年ローンで3,000万円を借りた場合、

金利が1%違うと総返済額は数百万円単位で変わります。(例えば30歳から生涯金利0.5%だった場合と、40歳から金利1.5%に変わった場合では、返済総額は約600万円違います。月々にして1万円以上返済額に差がでます。)

ここで大切なのは「怖い」という感情でなく構造が分かること。数字を知ると感情が落ち着きます。

住宅ローンは事前に「試せない」

住宅ローンは、

・数千万円単位

・長期契約

・やり直しが難しい

つまり、小さく試すことができません。

だからこそ、借りる前に「家計の土台」を整えることが重要です。

試せないものと、試せるもの

ここで視点を変えてみましょう。投資はどうでしょうか?

新NISAは

・少額から始められる

・積立で調整できる

・途中で止められる

つまり、安心して試せる設計が可能です。

住宅ローンは試せない。投資は試せる。この違いは大きいのです。

金利が上がる時代に考えるべきこと

大切なことは、どの金利を選ぶかではありません。金利が上がる構造を理解することです。

そしてその理解を、「借金の判断」だけではなく、「資産形成の判断」にも活かすことです。

金利の仕組みが分かれば、価格変動への見方も変わります。

新NISAは「試せる設計」で始める

よく分からないまま投資するのは不安です。

ですが、仕組みを理解し、少額から試す設計をすれば、投資は怖いものではなくなります。

▶新NISAを安心して始めるための考え方はこちらです。

 「新NISAが不安なとき、何から考えればいいのか?」を読み、不安を整理しましょう

最後に、住宅ローン金利について、不安に思い、この記事を読み進めて下さったかたへ。

毎日、仕事と子育てに追われながら、考えることは結構大変です。でも、ここががんばりどころです。適切な行動をとらないと、将来の返済額には大きな差が出てきてしまいます。

まずは考え方、向き合い方です。

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この記事を書いた人

独立系ファイナンシャルプランナー。福祉x金融の視点で、家計と人生設計をサポートしています。

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