投資は「未来予測」だと思われている
多くの人は、投資とは「未来を予測すること」だと思っています。
景気はどうなるのか。
株価は上がるのか、下がるのか。
そうした未来を予想して、当たれば利益が出る。
外れれば損をする。
しかし、長期投資家の考え方は少し違います。
彼らは未来を細かく予測しているわけではありません。
むしろ、未来は基本的に予測できないものだと考えています。
それでも長期投資家は投資を続けます。
では、彼らは「未来」をどのように見ているのでしょうか。
未来は、基本的に予測できない
投資の世界には、未来を予測する情報があふれています。
経済予測、株価予想、専門家のコメント。
ニュースでは、日々さまざまな見通しが語られています。
こうした情報を見ていると、
「未来を当てることが投資なのだ」と感じてしまうかもしれません。
しかし実際には、短期の市場を正確に予測することは非常に難しいとされています。
プロの投資家であっても、継続して予測を当て続けることは簡単ではありません。
それでも長期投資家は投資する
それでは、なぜ長期投資家は投資を続けるのでしょうか。
それは、人間社会や企業活動が、長い時間の中で成長してきたからです。
新しい技術が生まれ、生産性が高まり、企業は価値を生み出していきます。
経済は、ときに停滞や危機を経験しながらも、長い時間の中で発展してきました。
長期投資家は、この長い流れに注目しています。
短期の変動ではなく、社会や企業の成長という大きな流れです。
長期投資家は未来を「予測」していない
長期投資家は、未来を細かく予測しているわけではありません。
下は長期投資と短期投資を比較した図です。
左側のLONG TERMが長期投資。右側のSHORT TERMが短期投資。

来年の株価がどうなるか。
来月の市場がどう動くか。
そうしたことは、誰にも正確には分からないと考えています。
その代わりに、長期投資家は時間の力に注目します。
短期では市場は大きく揺れ動きます。
しかし長い時間で見れば、企業活動や経済成長が市場を支えてきました。この比較図にある通り
長期投資は長い期間をかけて経済が成長することを示しています。

短期のノイズではなく、長期の流れを見る。
それが長期投資の基本的な考え方です。来への「参加」である
長期投資とは、未来を正確に当てることではありません。
未来は不確実です。
市場は短期的には大きく変動します。
それでも、人間社会や企業活動は、長い時間の中で価値を生み出してきました。
長期投資家は、この時間の力を信じています。
投資とは、未来を当てるゲームではなく、
時間を味方にする考え方なのです。
ただし、この考え方は誰でも自然にできるわけではありません。
投資には、ある「判断のパターン」があります。
次回からは、投資の判断の重要性について考えてみたいと思います。
次回は、「お金の不安は、なぜ消えないのか」です。

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